祖父の家で見たアルバム

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 目次

 

毎年恒例の正月行事

私の親族は毎年1月1日神社に初詣に行った後、祖父の家に集まりおせち料理カニ等のご馳走を食べる恒例の正月行事があります。

もちろん今年も正月行事は開催され、美味しい料理をたくさん食べました♪

料理を食べ終えると私はゴロゴロしたり昼寝をしたりして過ごすことが多いのですが、

何となく部屋を見渡していると、部屋の隅に古いアルバムを見つけました。

 

古いアルバムの中身

表紙はボロボロで試しに開いてみると、セロテープで止めた白黒写真がいっぱい貼ってあります。

よく見ると若かりし頃の祖父、祖母の写真でした。

祖父、祖母とも80歳を超える立派なおじいちゃんおばあちゃんなので、若い頃の想像は中々つきません(笑)

写真に年月日は書いていないのでハッキリとは分かりませんが、恐らく自分と変わらない年齢(30才ぐらい)の頃の祖父祖母の写真です。

私の祖父は自分で会社を立ち上げ、社長として長年頑張ってきた人です。

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そんな祖父の若い頃の写真は髪はオールバックで、眼光鋭い頭のキレそうな雰囲気でした。

今は優しいおじいちゃんなので意外です(笑)

私の祖母は80才を超えていますが背筋がいつもピンと伸びていて、常に動き回っている元気な人です。

祖母の若い頃の写真の中に着物で髪型もバッチリ決まっている写真がありました。

それはまるで銀座で飲み屋のママをやってそうな、ちょっと怖そうなオーラが出ていました。

現在は優しいおばあちゃんですが、母いわく昔はめちゃめちゃ切れやすく怖かったそうです。

今とは違う祖父祖母の写真を見て最初に驚いたのは当たり前ですが、シワが無い事です(笑)

私にとっては生まれた時からおじいちゃんおばあちゃんなので、今まで祖父祖母の若い頃のことを考えた事はありませんでした。

 

祖父達が過ごした時代

写真を見ている内に祖父祖母が若い頃に過ごした世の中はどうだったんだろう?と気になり始め、自然と周りに写っている車や道、建物等に目が行くようになりました。

写真の周りに映っている舗装されていない道路や数少ない車はまさに、映画ALWAYS3丁目の夕日の世界でした。

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映画で見た事のある3輪のトラックが写っている写真があったので、祖父に覚えているか聞いてみたところ

祖父「商売を始めた時に、中古で買った初めての車だよ」

と教えてくれました。

トラックの写っている写真をよく見ると、荷台部分に祖父の会社名が書いてありました。

そのトラックの後ろには祖父の初期の家兼会社が写っていて、ここから祖父の会社は始まったと思うと歴史を感じました。

現在祖父の会社は事業をほぼ辞めてしまっていますが、昭和から平成にかけて約半世紀会社を存続させた祖父祖母をとても尊敬しています。

 

最後に

今回祖父の家で見つけた古いアルバムには、祖父祖母の思い出がたくさん詰まっていました。

最近はスマホで簡単に写真が撮れ、データで保存するのが当たり前の時代です。

とても便利なのですが、データの写真を見返す事はほとんど無いような気がします。

今回アルバムの良さを知ったので、本当に気に入った写真はプリントしてアルバムに保存してみようと思いました。

皆さんも気が向いた時に懐かしい写真を眺めてみてはいかがでしょうか??

最後まで読んでもらってありがとうございます。

ではまた!